今回は Hour of Code(アワーオブコード)でのアカウント作成について、掘り下げていきたいと思います。正確に言うと、Hour of Code(アワーオブコード)のアカウントというよりは、Cord.org でのアカウントになりますが、順を追って見ていきましょう。
生徒用アカウントについて
概要
生徒用アカウントを作成すると、以下のようなことができるようになります。
- 学習中のコースや進捗状況を確認できます。
- 学習途中で作業を中断しても、続きから再開できます。
- 年齢にあった 20時間コースのコンテンツも進捗を保存することができます。
アカウントの作成方法
アカウントの作成手順は以下の通りです。
- Cord.orgのサインインページ(https://studio.code.org/users/sign_in)で、「アカウントを作る」ボタンをクリックし、Code.org のサインアップページへ移動します。
アカウントの種類で、「生徒」を選択し、Eメール、パスワードなど必要項目を入力、利用規約など確認事項をチェックして、「入会」ボタンをクリックします。
以上でアカウント登録の完了です。作成したアカウントのダッシュボードが表示されます。
アカウントページについて
- 「マイダッシュボード」ページでは、学習中のコースが確認できます。「コース確認」ボタンから、進捗状況を見ることができます。
- 「コースカタログ」ページでは、コンピューターサイエンス入門の年齢別の20時間コースを選択することができます。また、人気の「マインクラフト」アクティビティや「アナと雪の女王」アクティビティがある Hour of Code のコースも選択することができます。
- 「プロジェクト」ページでは、自分で作成したプロジェクトを確認したり、シェアしたりすることができます。
先生用アカウントについて
概要
先生用アカウントを作成すると、以下のようなことができるようになります。
- 生徒と同じように自分の学習中のコースや進捗状況が確認できます。
- 自分のセクション(クラス)を作成して、生徒を登録できます。また登録した生徒の進捗状況を確認することもできます。
- 授業計画などの教職者向け資料の確認や、コミュニティに参加することができます。(※英語版)
アカウントの作成方法
アカウントの作成手順は以下の通りです。
Cord.orgのサインインページ(https://studio.code.org/users/sign_in)で、「アカウントを作る」ボタンをクリックし、Code.org のサインアップページへ移動します。
アカウントの種類で、「先生」を選択し、Eメール、パスワードなど必要項目を入力、利用規約など確認事項をチェックして、「入会」ボタンをクリックします。私の場合、教職者ではなく保護者の為、学校の項目欄は空欄でエントリーしましたが、問題なく登録することができました。
以上でアカウント登録の完了です。作成したアカウントのダッシュボードが表示されます。
アカウントページについて
「マイダッシュボード」ページでは、新しいセクションを追加し、作成したセクションに生徒を登録することができます。セクションに生徒を登録すると、登録した生徒の進捗状況を確認することができるようになります。また、生徒用アカウント同様、自分の学習中のコースも確認できます。「コース確認」ボタンから、進捗状況を見ることができます。
「コースカタログ」ページでは、生徒と同様コンピューターサイエンス入門20時間コースを選択することができます。また、人気の「マインクラフト」アクティビティや「アナと雪の女王」アクティビティがある Hour of Code のコースも選択することができます。
「プロジェクト」ページでは、自分で作成したプロジェクトを確認したり、シェアしたりすることもできます。
セクションに追加する生徒について
もしセクションを作成する際に、生徒の追加方法を「画像ログイン」もしくは「キーワードによるログイン」で作成した場合は、生徒個人でアカウント登録する必要はありません。先生用アカウントで登録した人が、「生徒の管理」メニューから、名前と年齢、性別を入力し追加するだけで、ログイン用の秘密鍵(画像もしくはキーワード)が発行され、生徒は6文字のセクションコードと、秘密鍵で Cord.org にサインインすることができます。
もしセクションを作成する際に、「Personal logins」を選択した場合は、生徒は6文字のセクションコードをサインインページで入力後、生徒自身でEメールなどを入力して自分のアカウントを作成します。
セクションコードは、先生用アカウントのダッシュボードページのセクション欄に「ログイン情報」として記載されています。
まとめ
いかがでしたか?今回は Hour of Code(アワーオブコード)、Cord.org のアカウント登録について、ご紹介しました。先生用アカウントでは、生徒一人ひとりの進捗状況を確認できるため、個別のフォローが可能です。多人数になると管理は大変そうですが、少人数制のクラスの場合は充分に対応できるのではないでしょうか。無料で利用できることを考えると、Cord.org は 家庭でも非常に取り入れやすい学習コンテンツですね。