2020年から必修化となったことで、最近ではプログラミングに関する絵本が数多く出版されるようになりました。
今回はその中でも「スカイウォーカーの夜明け」公開直前ということで、ある意味ホットな「STAR WARS(スター・ウォーズ)」のプログラミング本についてご紹介したいと思います!
また、ちょうど12月ということなので、Code.org の Hour of Code(アワーオブコード)についても、合わせてご紹介したいと思います。(アワーオブコードでは、12月の1週間をチャレンジ期間として設定しています。)
はじめに
今回、ご紹介する絵本は学研の「小学生のためのスター・ウォーズで学ぶ はじめてのプログラミング」(以下、本書)という本ですが、この本は「Cord.org」のサイトを利用してプログラミングを学びます。学習にはインターネット環境と、パソコンやタブレットといった端末が必要です。
Cord.org について
Cord.org は、誰でも無料でコンピューターの使い方やプログラミングを学ぶことが出来るということを目的としていて、アメリカの非営利団体により運営されています。
Code.org 提供の Hour of Code(アワーオブコード)1時間のプログラミング体験についてや、Cord.org でのアカウント作成については、以下のページでも解説していますので、ご参考ください。
kodomo-mirai-algo.hatenablog.jp
kodomo-mirai-algo.hatenablog.jp
小学生のためのスター・ウォーズで学ぶ はじめてのプログラミング
本書では、Cord.orgでアカウント登録が必要です。でももし、アカウント登録せずにスター・ウォーズのプログラミングを体験したい場合は、本書での解説はありませんが、Hour of Code(アワーオブコード)のアクティビティを利用することもできますよ。Hour of Code(アワーオブコード)のスター・ウォーズアクティビティについては、次項で解説します。
プログラムへの入り口は、サインインした状態で以下のプロジェクトページを開き、「スター・ウォーズ(ブロック)」を選択してくださいね。
本書では、大きく以下の3つの内容が学べます。
- Scrach(スクラッチ)でも採用されている、ブロック型のビジュアルプログラミング言語
- イベント、繰り返し処理、変数、条件分岐といったプログラミング概念
- ゲームが作れる
このプロジェクトは、課題方式ではなく自由にプログラミングできることが特徴ですが、本書に沿って進めることで、順にプログラミング概念についての理解を深めていくことができます。ただし、本書で学ぶ概念はやや本格的です。対象年齢は高学年以上をおすすめします。
章を進めていくにつれ、作成するゲームの内容がレベルアップしていきます。ゲームの内容は、障害物に接触すれば敵が追加される、勝ち負け判定ができる、スコアを算出するなどです。また、最終的には自分で発案したゲームが作れるように、簡単な設計書となるテンプレートなども用意されています(P98)。
ちなみに、本書で取り扱うキャラクターは、R2-D2やレイア、チューバッカ、ルーク、ハンソロ、C-3POなど。もし、BB-8が好き!というお子さんは、次項に紹介する Hour of Code(アワーオブコード)をすすめてあげても良いかもしれませんね。
Hour of Code(アワーオブコード)のスター・ウォーズ
では、次に本書での解説はありませんが、誰でも気軽に体験することができる「スター・ウォーズ」のアクティビティは、Hour of Code(アワーオブコード)でも提供されていますので、そちらも合わせてご紹介したいと思います。
以下がスター・ウォーズ アクティビティのページです。
開始時は最初に動画が再生されますので、音量にご注意くださいね。動画は、ちゃんとスター・ウォーズ調で作成されていますよ! 解説動画は英語版ですが、字幕表記もできます。動画が分かりにくい場合は、テキストでも確認することができますので、動画ページで「動画の代わりにノートを見る」を選択してくださいね。
Hour of Code(アワーオブコード)は1時間のプログラミング体験ということで課題方式となっています。ゴールが明確なので、低学年からでもスタートできます。
まとめ
今回は、小学生からでも楽しむことができる「スター・ウォーズ」のプログラミング絵本やツールについてご紹介しました!是非、楽しんでみてくださいね。では、次回もどうぞお楽しみに!