今回は前回のスター・ウォーズに引き続き、子ども達にも大人気の映画「アナと雪の女王2」公開に合わせて、アナ雪で楽しむプログラミングについてご紹介したいと思います!またスター・ウォーズ同様、アナ雪でも子ども向けのプログラミング絵本を使用しますので、あわせてご紹介します。
はじめに
今回、ご紹介する絵本は「アナと雪の女王 ディズニーはじめてのプログラミング」(以下、本書)という本ですが、この本は「Cord.org」のサイトを利用してプログラミングを学びます。学習にはインターネット環境と、パソコンやタブレットといった端末が必要です。
Cord.org について
Cord.org は、誰でも無料でコンピューターの使い方やプログラミングを学ぶことが出来るということを目的としていて、アメリカの非営利団体により運営されています。
Code.org 提供の Hour of Code(アワーオブコード)1時間のプログラミング体験についてや、Cord.org でのアカウント作成については、以下のページでも解説していますので、ご参考ください。
kodomo-mirai-algo.hatenablog.jp
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アナと雪の女王 ディズニーはじめてのプログラミング
本書では、Cord.orgでアカウント登録が必要です。でももし、アカウント登録せずにアナと雪の女王のプログラミングを体験したい場合は、本書での解説はありませんが、Hour of Code(アワーオブコード)のアクティビティを利用することもできますよ。Hour of Code(アワーオブコード)のアナと雪の女王アクティビティについては、次項で解説します。
プログラムへの入り口は、サインインした状態で以下のプロジェクトページを開き、「アナと雪の女王」を選択してくださいね。
本書では、大きく以下の3つの内容が学べます。
- Scrach(スクラッチ)でも採用されている、ブロック型のビジュアルプログラミング言語Blockly(ブロックリー)
- イベント、繰り返し処理、変数、関数といったプログラミング概念
- 小学5年生で学ぶ、算数 四角形・多角形の角について
このプロジェクトは、課題方式ではなく自由にプログラミングできることが特徴ですが、本書に沿って進めることで、順にプログラミング概念についての理解を深めていくことができます。ただし、本書で学ぶ概念はやや本格的です。対象年齢は高学年以上をおすすめします。
章を進めていくにつれ、関数や変数のカウンターなどを使用しレベルアップしていきます。作成する図形も、直線から四角形、三角形と進み雪の結晶やお花、らせん階段と複雑になります。以下は本書の上級編にある課題(P84)の雪の結晶を作成するプログラムです。
Hour of Code(アワーオブコード)のアナと雪の女王
では、次に本書での解説はありませんが、誰でも気軽に体験することができる「アナと雪の女王」のアクティビティは、Hour of Code(アワーオブコード)でも提供されていますので、そちらも合わせてご紹介したいと思います。
以下のアクティビティページから「アナとエルサとコードを書く」を選択してくださいね。
開始時は最初に動画が再生されますので、音量にご注意くださいね。 解説動画は英語版ですが、字幕表記もできます。動画が分かりにくい場合は、テキストでも確認することができますので、動画ページで「動画の代わりにノートを見る」を選択してくださいね。
Hour of Code(アワーオブコード)は1時間のプログラミング体験ということで課題方式となっています。ゴールが明確なので、低学年からでもスタートできますが、本アクティビティは角度の概念の含まれますので、対象年齢は高学年以上をおすすめします。
まとめ
今回は、子ども達にも大人気の映画「アナと雪の女王」のプログラミング絵本やツールについてご紹介しました!是非、楽しんでみてくださいね。では、次回もどうぞお楽しみに!
- 作者:キキ・プロッツマン
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/04/20
- メディア: 単行本