すっかり更新が滞ってしまっている間に、ついに Nintendo Switch から、遊びながらプログラミングが学べるというゲームが発売されました。
早速、我が家でも子ども達と一緒に遊んでみましたが、さすがはニンテンドーです。ゲームとはいえプログラミングの概念が、かなり度合いで盛り込まれているので、個人的な感想ではありますが、プログラミング教材として、現時点では最強コンテンツだなと感じています。
小学生の子ども達にプログラミングを教えていると、「プログラミングで何を作りたい?」と質問したら、必ずと言って良いほど「ゲーム!」という答えが返ってきます。しかも、その内容は「スプラトゥーンみたいなゲームを作りたい」「フォートナイト作りたい」といった、いきなりハイレベルな内容ばかりです。
そういったイメージを持ってプログラミングをスタートする子ども達に、なかなかプログラミングの楽しさが伝わらない難しさを常々感じていたのですが、このゲームは、その部分を見事にクリアしてくれています。
ほんの2時間ほどですが、現在小学2年生の娘と一緒に遊んでみて、ここが良いなと感じた部分を、以下にまとめておきたいと思います。
- チュートリアルのレッスンからスタートして、各レッスン後にはチェックポイントと呼ばれる復習コンテンツがある
- プログラミングでよくあるバグをわざと再現させてから、改善させるというストーリーで進められている
- 細かいキャラクター設定で、難しいプログラミング概念が身近に感じられるように工夫されている
- レッスンではこれからどんなゲームを作成するのかゴールを明確にしているため、モチベーションが上がる
- 付属の振り返りカードで、ノードン達(プログラムでの役割のようなもの)の種類を確認しながら進められる
ただし、メンターとして横で一緒に進めるには、Switch Lite では画面が小さ過ぎて不便でしたので、出来れば通常のSwitchでプレイされることをお勧めします。
我が家では、TVモードの Switch で進めましたが、画面タッチでの操作ができないため、マウスを接続した方がコントローラーよりも進めやすかったです。マウスを使う場合は、ノードンガレージと呼ばれるプログラミング画面はマウスで操作し、ゲーム画面側ではコントローラーに持ち替える必要があります。
レッスンをクリアするのに、まだしばらくかかりそうですが、フリープログラミングできるまで、子ども達と一緒に楽しみたいと思います。