今回は、Microsoft(マイクロソフト)から提供されている無料のオープン ソース プラットフォーム、MakeCode(メイクコード)について、ご紹介したいと思います。
MakeCode(メイクコード)とは
MakeCode(メイクコード)とは、先にご紹介した通り、Microsoft(マイクロソフト)が提供している、無料でプログラミングが学べるプラットフォームです。
- micro:bit(マイクロビット)
- Minecraft(マインクラフト)
- LEGO® MINDSTORMS® Education EV3(レゴ マインドストーム)
上記辺りのプログラミングが有名なのではないでしょうか。
一部、Minecraft(マインクラフト)などについては Education Edition の購入が必要になる場合もありますが、MakeCode(メイクコード)の優秀な点は、何と言ってもシミュレーター機能を内蔵しているので、マイコンが手元になくてもプログラミングできる点です(Cue については残念ながらロボットが必要)。シミュレーターはインタラクティブ(= 対話型、双方向)の為、その場でプログラミング結果を画面を見ながら確認できる点も素晴らしいですね。
例えば、以下の動画は試しに micro:bit(マイクロビット)画面をキャプチャしてみたものですが(音無しです)、マイコンボードの「端子がタッチされたとき」や「ゆさぶられたとき」といった動きまでシミュレートできます。
Microsoft MakeCode micro:bit(マイクロソフト メイクコード マイクロビット)
あとは、ブロックを使用したビジュアルプログラミング言語と、テキストスタイルの Javascript の両方でコーディングが可能なため、ステップアップとしても有効です。ただ唯一残念なのが、現時点(2019年8月末)で日本語化されているプラットフォームは、上記で紹介した micro:bit(マイクロビット)、Minecraft(マインクラフト)、LEGO® MINDSTORMS® Education EV3(レゴ マインドストーム)の3つであることでしょうか。
子どもに micro:bit(マイクロビット)などの購入を検討している場合は、まずは一度試しに MakeCode(メイクコード)のシミュレーターでプログラミングしてみるのも良いですね。
個人的に非常に面白い!と感じたのは、BETA版として提供されている「Arcade(アーケード)」です。こちらは今はまだ英語版しかありませんが、我が家の子ども達にも興味深々の反応があったので、今後私も一緒に学びつつ、本サイトでも取り上げていきたいと思います。
では、次回もどうぞお楽しみに!